【岐阜県】建設人材育成企業の登録とリーディング企業認定とは?今年度の受付は終了、来年度に向けて今から整えることを徹底解説

岐阜県建設人材育成企業の登録とリーディング企業認定 人事労務管理・労働法

岐阜県は、建設業の担い手を確保・育成するための制度として、「岐阜県建設人材育成企業」の登録と、「ぎふ建設人材育成リーディング企業」の認定を行っています。入札の主観点数にもつながる制度です。令和8年度の受付はすでに終了しています。制度の内容と、来年度に向けて今から整えておきたいことを整理します。

今年度の受付は終了しています

岐阜県の案内(令和8年6月)では、登録届出・認定申請の受付は、令和8年7月1日から令和8年8月31日でした。受付は年1回で、登録・認定の決定は11月の予定です。今年度の申請を逃した事業者は、次の受付に向けて準備しましょう。次回の受付時期は、岐阜県のページで確認してください。

登録と認定の違い

区分内容
建設人材育成企業(登録)労働環境の整備・処遇の改善、将来の建設産業を担う人材の確保・育成、魅力ある建設現場等の環境づくり、の3つを宣言して、県に届け出る
リーディング企業(認定)登録した企業のうち、宣言事項について積極的な取組をしていると、県が認定する

対象は、建設業法第3条第1項の許可を受けて建設業を営む者のうち、岐阜県内に本店を置く者です。登録の有効期間は、登録の日から3年を経過する日の属する12月31日までです。

リーディング企業のランク

認定は、8つの評価項目(各最大3点、合訨24点)の達成状況に応じて、ランクが決まります。

ランク合計点評価区分ごとの最低点
ゴールド18点以上区分Ⅰ・Ⅲは各 5点以上、区分Ⅱは4点以上
シルバー15点以上区分Ⅰ・Ⅲは各 3点以上、区分Ⅱは2点以上
ブロンズ12点以上区分Ⅰ・Ⅲは各 2点以上、区分Ⅱは1点以上

評価区分Ⅰは「労働環境の整備・処遇の改善」で、週休2日制の導入、所定外労働時間の削減、給与や福利厚生の充実などがあります。詳しい評価項目と、達成度の基準は、岐阜県の評価項目一覧表で確認してください。

入札での役立ち方

  • 岐阜県建設工事入札参加資格の主観点数で、ゴールド認定20点、シルバー認定15点、ブロンズ認定10点、登録で5点が加点されます(重複しては加点されません)。
  • 「人材育成型」総合評価落札方式でも、認定企業の加点評価があります。
  • 認定企業は、ハローワークの求人票に、リーディング企業であることを表示できます。

来年度に向けて今から整えること

  1. 受付時期を確認する。 受付は年1回です。岐阜県技術検査課のページを、定期的に確認します。
  2. 登録の宣言を決める。 労働環境、人材の確保・育成、現場の環境づくりの3つについて、自社の取組を決めます。
  3. 労務の実態を確認する。 週休の状況、所定外労働時間、年次有給休暇の取得状況、給与や福利厚生を、数字で把握します。
  4. 取組を記録する。 認定の申請では、取組内容を確認できる書類が必要です。規程や、勤怠の記録を、残しておきます。
  5. 規程を整える。 就業規則、賃金規程、育児・介護休業規程を、見直します。

認定を目指す場合は、まず登録の届出をすることが必要です(登録と認定の申請を同時に行うこともできます)。

まとめ

  • 令和8年度の登録・認定の受付は、7月1日から8月31日で終了しています。受付は年1回です。
  • 入札の主観点数で、登録で5点、ブロンズ10点、シルバー15点、ゴールド20点が加点されます。
  • 来年度に向けて、労務の実態を数字で把握し、規程を整えておきましょう。

当事務所では、就業規則の見直しや、育児・介護休業規程の整備をサポートしています。お気軽にご相談ください。

※本記事は令和8年10月16日時点の情報です。最新の内容は、岐阜県のホームページでご確認ください。

参考:岐阜県「岐阜県建設人材育成企業登録及びぐふ建設人材育成リーディング企業認定 登録届出・認定申請の受付について」(令和8年6月1日一部更新)

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